エナジードリンクの中でも、世界中で販売されているレッドブル。
地域を問わず、エネルギーが欲しい多くの人に愛飲されています。
プロスポーツ選手からテストで頑張りたい学生まで、さまざまな年代の人からも支持を得ている商品です。
そんなレッドブルですが、
- いつ飲むのが効果的?
- 効果がでるまでの時間は?
- どれくらい効果が続くの?
といった、疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんなシャキッとしたいときに欠かせないレッドブルについて解説していきます。
効果が出るまでの時間

レッドブルを飲んで効果が出るまでには、一般的に30分〜1時間程度かかると言われています。
これは、成分の中でもカフェインとアルギニンの効果のでる時間を基準にしており、欲しい効果によって違いがあります。
眠気覚まし・集中力UP
レッドブルに含まれるカフェインでは眠気覚ましや集中力UPなどの効果が期待されます。
カフェインは、摂取すると30分〜1時間で効果が現れるため眠気覚ましや集中力UPを期待する場合は、効果が出てほしい時間の30分〜1時間前に飲むのがおすすめです。
運動効率をUP
また、レッドブルにはアルギニンという成分も含まれています。
このアルギニンは運動時のパフォーマンス向上や集中力・持続力をUPする効果が期待できます。
また、アルギニンは血管を拡張させることで、運動パフォーマンス向上ができるだけでなく、成長ホルモンの分泌を促進させるといった働きもあります。
アルギニンは摂取してから1時間後に体内での濃度がピークになります。
また、レッドブルに含まれる砂糖類によって、エネルギーを生み出すのを助けてくれます。
そのため、運動時のパフォーマンス向上を期待する場合、運動の1時間前に飲むのがおすすめです。
効果がでるまでの時間は分かりました。
では、どれくらい効果が続くのでしょうか。
継続時間は?

レッドブルの効果の継続時間は、3〜4時間でピークを迎え、7〜8時間で効果が切れると言われています。
効果が出るまでの時間と同様に、成分ごとに効果の持続時間が違うため、欲しい効果によって違いがあります。
眠気覚まし・集中力UP
眠気覚ましや集中力UPなどの効果が期待される「カフェイン」は、5〜6時間で効果が切れると考えられます。
また、カフェインに対して耐性がある方は早く効果が切れる可能性があります。
そのため、レッドブル服用後30分以降6時間以内に、集中力等が必要なことを行うと、しっかりと効果を得ることができます。
運動効率UP
運動時のパフォーマンスの向上や集中力・持続力をUPする効果が期待される「アルギニン」の効果は、4時間で効果が切れると考えられています。
この時間をズレると効果を感じづらくなってしまいます。
そのため、運動のパフォーマンスをあげたいタイミングが、レッドブル服用後1時間以降4時間以内になるように調整して飲むことで、効果をしっかりと得ることができます。
注意点

ここで注意したいのが、「カフェイン」「アルギニン」「砂糖類」のとり過ぎです。
カフェインのとり過ぎ
カフェインは過剰に摂取すると
- めまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠
- 下痢や吐き気、嘔吐
- 高血圧リスクの上昇
- 妊婦の方の場合は、胎児の発育を阻害し、低体重になる可能性がある
といった悪影響が出る可能性があります。
また、コーヒーなどの日用的な食品にもカフェインは入っており、1日を通して見るとカフェインをとり過ぎてしまうこともあるので注意が必要です。
加えて、継続的に摂取を続けると、カフェインに対する耐性がついてしまい、眠気覚まし等の効果が得たくても得られなくなってしまいますので、カフェインの摂取はほどほどにしましょう。
アルギニンのとり過ぎ
アルギニンを過剰に摂取すると、
- 胃痛や下痢の可能性
- 肝臓や腎臓の負担を増加させることで、疲労感や倦怠感
といった悪影響が出る可能性があります。
元々アルギニンは天然のアミノ酸で体には良い成分ですが、過剰摂取で消化器系に影響を与えてしまいます。
また、アルギニンにはカフェインの覚醒効果を高める効果があるため、集中力が高まる反面、胃などへの悪影響も増大させてしまいます。
アルギニンもカフェインと同様、他の食品にも含まれているため、レッドブルを飲みすぎると過剰摂取となる可能性があるので要注意です。
砂糖類のとり過ぎ
また、砂糖類の摂りすぎにも注意が必要です。レッドブルに含まれる砂糖類は、ジュース1本分程度であり、過剰に多いわけではありません。
しかし、飲みすぎると消費しきれなかった糖分が脂肪になり、体に蓄えられることで肥満になってしまうこともあります。
レッドブルの効果を十分に発揮するためには適量を摂取したいものです。
1日1〜2本が上限
上記のように、過剰摂取には悪影響がある可能性があるため、1日の上限は1〜2本とし、安全に飲むことができるようにする必要があります。
まとめ
今回はレッドブルの効果が出るまでの時間や継続時間について調査しました。
この記事をまとめると・・・
- 効果が出るまでには、30分〜1時間程度
- 効果の継続時間は、3〜4時間でピークを迎え、7〜8時間で効果が切れる
- 欲しい効果よって、飲むタイミングを調整することで、効果をしっかりと得ることが可能
- 飲み過ぎには注意
エネルギーが欲しい多くの人に愛飲されている「レッドブル」。
欲しいときに効果が出るように計画的に飲むことで、しっかりとしたパフォーマンスの手助けをしてくれることが分かりました。
明日こそは、最高のパフォーマンスを発揮したいという方。
一度試してみてはいかがでしょうか?